コラム

記事一覧

朝日新聞 旧日本軍「慰安婦」犠牲者報道 鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てる差別者たち

 朝日新聞は8月5日・6日の朝刊で、これまでの「慰安婦」報道の検証結果を発表。一部のメディアやネット上に、「『慰安婦』問題は朝日新聞の誤報・捏造によって作られたもの」という中傷や批判があることへの反論を行った。その中で、 […]

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【投稿日】2014年9月4日(木) コラム

Jリーグ浦和レッズサポーターによる「JAPANESE ONLY」横断幕掲示問題を考える

 3月8日のJリーグ浦和レッズホームの「埼玉スタジアム2002」で開催された試合において、一部のレッズサポーターが入場口に「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた問題が大きく報道された。Jリーグはこの横断幕を「 […]

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【投稿日】2014年4月22日(火) コラム

映画『sayama-みえない手錠をはずすまで』をみて

 2013・11・12に金聖雄監督の映画『sayama』を観た。「狭山差別裁判闘争」支援のドキュメンタリーと思っていたら、この裁判を闘ってきた石川夫妻のほのぼのとした夫婦愛の物語がメインだった。

 上映後の金監督の挨拶もよかった。記憶の限りで、そのスピーチを思い起こし記して、この映画の紹介としたい。

 自主映画作成へのカンパのお礼、当日参観者へのお礼の言葉に続いて出てきたのが、金監督と石川一雄さんとの出会いの話だった。監督が、遠慮がちに石川さんのこれまでの人生はどう思っておられるかの質問に対して、彼の言葉は、意外にも「悔いのない一生です。」だった。それは監督が予期してなかった言葉だった。なぜなら24歳で不当逮捕されて以来、強制の虚偽自白、浦和地裁での死刑判決(1963年、控訴)、東京高裁での無期懲役判決(1974年、上告)、最高裁で上告棄却・無期懲役確定(1977年、再審請求)、再審請求棄却(1980年)、再審請求、異議申し立て、特別抗告が繰り返されていくが、再審はおろか無罪はまだ、1994年55歳で無期懲役のまま仮出獄、31年7カ月の間、獄中に置かれた人生、これでは誰でも「後悔あり」、と思うのが普通であるからだ。

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【投稿日】2013年11月22日(金) コラム

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