仲尾宏先生を偲ぶ会を開式しました - 一般社団法人在日コリアン・マイノリティー人権研究センター

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仲尾宏先生を偲ぶ会を開式しました

【投稿日】2024年2月1日(木)

 KMJの前理事長である仲尾宏先生が2023年1月2日に逝去されました。1周忌を迎えた2024年1月21日、「仲尾宏先生を偲ぶ会」が大阪市のホテルアウィーナ大阪で開催されました。KMJ関係者をはじめ、朝鮮通信使の記録などの世界遺産登録をともに推進していたNPO縁地連朝鮮通信使関係地域史研究部会(縁地連)、懇親していた市民サークル「ざっくばらんの会」など仲尾先生とご縁のあった方々、34名にご参集いただきました。故人の思い出やエピソードを語り合うとともに、歩まれた足跡を振り返り、ご冥福をお祈りしました。
 高敬一KMJ事務局長の司会・進行のもと、呉時宗KMJ理事長の開会辞で始まりました。黙祷の後、丹羽雅雄弁護士、高月観音の里歴史民俗資料館の佐々木悦也氏、東京人権企業連絡会の関優専務理事からの弔事がありました。
 そして、裵梨花KMJ理事が追悼の舞を披露。その後、故人の遺影にお酒を捧げ、徐龍達桃山学院名誉教授のご発声による献杯後に会食しました。
 会食ではスライドを使った仲尾先生が心血を注いだユネスコ「世界の記憶」登録までの足跡をたどった紹介があり、それを眺めながら参加者が故人を偲びました。上映後、山梨県内で日韓交流の活動を行っている小澤龍一氏、「ざっくばらんの会」で交流された藤井昭三氏、韓国民団堺支部の呉景萬氏から故人の思い出話が披露されました。時間の関係で、参加者全員からお話を聞くことは叶いませんでしたが、披露されたお話で共通するのは、求められればその場に赴かれる仲尾先生のフットワークの軽さ、そして誠実な応対でその場で硬いネットワークを築いてしまわれる人柄ということでした。雨森芳洲がいう誠心の交わりを体現しておられたといえます。語られる故人のエピソードを聞いているうちに、あっという間に開催の2時間が過ぎてしまいました。故人の誠心に呼応すべく、対馬や山梨など遠方からも駆けつけてくださった参加者もいらっしゃいました。
 最後に盧桂順KMJ副理事長の閉会の言葉で偲ぶ会は終了しました。参加者には追悼文集が手渡されました。
 仲尾先生は学者としても朝鮮通信使研究の第一人者として多大なる活躍されただけ、知識を得られることも多く、事務局員としてそばにいて非常によい勉強になりました。それ以上に、行動や人柄を通じて教えられたことが多かったと感じます。少しでも故人の遺志を継いでいけるよう、精進していく所存です。偲ぶ会にお付き合いいただいたご参加さま、ご協力頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。ここに改めて仲尾先生のご冥福をお祈り申し上げ、心より哀悼の意を表したいと思います。

 

 

 

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